コマンドプロンプトを使いこなそう!初心者でもわかる基本操作と活用術

コマンドプロンプトとは? Windowsの隠れた名機能をご紹介

皆さんは「コマンドプロンプト」をご存知でしょうか? Windowsに標準搭載されている、黒い画面に文字を入力してパソコンを操作する機能のことです。

「なんだか難しそう…」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。確かに、コマンドプロンプトは黒い画面に英単語を打ち込むという、普段使い慣れたウィンドウ操作とは異なる見た目から、敬遠されがちです。

しかし、コマンドプロンプトは「Windowsの隠れた名機能」と呼ぶにふさわしい、非常に便利な機能です。使いこなせるようになれば、普段の作業効率が格段に向上する可能性も秘めています。

本記事では、コマンドプロンプト初心者の方に向けて、基本的な使い方から、知っていると便利な活用術までご紹介します。コマンドプロンプトをマスターして、Windowsをもっと便利に使いこなしましょう!

コマンドプロンプトを起動する方法:3つのアクセス手段

まずは、コマンドプロンプトを起動する方法を3つご紹介します。どの方法でも簡単にアクセスできますので、お好みの方法を選んでください。

  1. 検索ボックスを使う方法:
    • タスクバーにある検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力します。
    • 検索結果に表示された「コマンドプロンプト」をクリックします。
  2. 「ファイル名を指定して実行」を使う方法:
    • キーボードの「Windowsキー」+「R」キーを押します。
    • 表示された「ファイル名を指定して実行」の入力欄に「cmd」と入力し、「OK」をクリックします。
  3. スタートメニューから起動する方法:
    • 画面左下のWindowsマークをクリックし、スタートメニューを開きます。
    • 「Windowsシステムツール」>「コマンドプロンプト」の順にクリックします。

基本操作をマスターしよう! よく使うコマンドを紹介

コマンドプロンプトでは、決められた英単語(コマンド)を入力することで、様々な操作を行います。ここでは、基本的なコマンド操作の中から、特に使用頻度が高いものを厳選してご紹介します。

コマンド 説明 入力例
dir 現在のフォルダ(ディレクトリ)にあるファイルやフォルダの一覧を表示します。 dir
cd フォルダ(ディレクトリ)を移動します。 cd C:\Users
cd.. 一つ上の階層のフォルダ(ディレクトリ)に移動します。 cd..
mkdir 新しいフォルダ(ディレクトリ)を作成します。 mkdir 新しいフォルダ
copy ファイルやフォルダ(ディレクトリ)をコピーします。 copy 元のファイル名 コピー先のファイル名
move ファイルやフォルダ(ディレクトリ)を移動します。 move 元のファイル名 移動先のファイル名
del ファイルやフォルダ(ディレクトリ)を削除します。 del ファイル名
help コマンドのヘルプを表示します。 help dir

コマンドプロンプトを使いこなすためのヒント

コマンドプロンプトをより便利に使うためのヒントをいくつかご紹介します。

  • コマンドの入力は半角英数で入力: コマンドプロンプトでは、基本的に半角英数でコマンドやファイル名を入力する必要があります。
  • Tabキーによる入力補完: コマンドやファイル名の一部を入力した後に「Tabキー」を押すと、候補が表示され、入力の手間を省くことができます。
  • コマンド履歴の活用: 「↑」キーを押すと、過去に入力したコマンド履歴が表示され、選択して再実行できます。
  • ヘルプの活用: 「help コマンド名」と入力することで、各コマンドの詳細な使い方を確認できます。

まとめ: コマンドプロンプトで快適なWindowsライフを!

コマンドプロンプトは、一見すると難しそうに思えるかもしれませんが、基本操作を覚えることで、Windows をより快適に、そして効率的に使いこなすための強力なツールとなります。

本記事でご紹介した内容を参考に、ぜひコマンドプロンプトを活用してみてください。

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