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【読みやすさUP!】HTMLフォントの選び方と設定方法を徹底解説!

はじめに

Webサイトのデザインにおいて、フォント選びは非常に重要です。フォントによって、Webサイトの印象は大きく変わります。

例えば、親しみやすい印象を与えたい場合は丸みを帯びたフォント、高級感を演出したい場合はゴシック体など、目的に合わせてフォントを選ぶことで、より効果的なWebサイト作りが可能になります。

この記事では、HTMLでフォントを設定する方法や、フォントの種類、選び方のポイントについて解説していきます。

HTMLでフォントを設定する方法

HTMLでフォントを設定するには、CSS(Cascading Style Sheets)を使用します。CSSを使うことで、文字の大きさ、色、種類などを細かく指定することができます。

CSSでのフォント設定方法

CSSでフォントを設定する場合、font-familyというプロパティを使用します。

例:

p {
  font-family: "游ゴシック", YuGothic, "ヒラギノ角ゴ ProN W3", "Hiragino Kaku Gothic ProN", メイリオ, Meiryo, Osaka, "MS Pゴシック", "MS PGothic", sans-serif;
}

上記は、段落(pタグ)内のフォントを指定する例です。複数のフォントをカンマ区切りで指定することで、最初のフォントが使用できない場合に備えることができます。

フォントの種類

フォントは大きく分けて以下の3つの種類があります。

  1. 明朝体: 縦線が太く、横線が細いのが特徴です。書籍や新聞などでよく使われます。
  2. ゴシック体: 縦線と横線の太さが均一なのが特徴です。視認性が高く、Webサイトや広告などでよく使われます。
  3. 筆記体: 手書きのようなデザインのフォントです。柔らかい印象を与えたい場合などに使用されます。

フォントを選ぶ上でのポイント

Webサイトに最適なフォントを選ぶには、いくつかのポイントがあります。

1. 可読性を重視する

Webサイトのフォントは、何よりも読みやすさが重要です。小さすぎる文字や、装飾過多なフォントは避けるようにしましょう。

2. Webサイトの目的に合ったフォントを選ぶ

Webサイトの目的やターゲット層に合ったフォントを選ぶことが大切です。例えば、若い女性向けのサイトであれば、可愛らしい印象のフォントを選ぶと良いでしょう。

3. ブランドイメージに合ったフォントを選ぶ

企業のWebサイトなどでは、ブランドイメージに合ったフォントを選ぶことも重要です。ブランドガイドラインがある場合は、それに従ってフォントを選びましょう。

4. 複数のフォントを組み合わせる

複数のフォントを組み合わせることで、Webサイトにメリハリをつけることができます。ただし、多すぎるフォントを使用すると、統一感がなくなってしまうため、2〜3種類程度に抑えるのが良いでしょう。

まとめ

この記事では、HTMLでフォントを設定する方法や、種類、選び方のポイントについて解説しました。

フォントはWebサイトの印象を大きく左右する要素の一つです。この記事を参考にして、読みやすく、魅力的なWebサイト作りに役立ててください。

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