はじめに
Webページを作成する上で、ユーザーに選択肢を提供したい場面は多くありますよね。そんな時に便利なのが、プルダウンメニューです。
プルダウンメニューは、限られたスペースに多くの選択肢をコンパクトに表示できるため、様々なWebサイトで活用されています。
この記事では、HTMLを使ってプルダウンメニューを作成する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説いたします。select
タグや option
タグの使い方から、初期値の設定、選択された値の取得方法まで、具体的なコード例とともに丁寧に説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
1. プルダウンメニューの基本:select
タグと option
タグ
HTMLでプルダウンメニューを作成するには、select
タグと option
タグを使用します。
select
タグ: プルダウンメニュー全体を定義します。option
タグ: プルダウンメニューの選択肢を一つずつ定義します。
コード例
<select>
<option value="apple">りんご</option>
<option value="banana">バナナ</option>
<option value="orange">みかん</option>
</select>
上記のコードでは、select
タグの中に、りんご、バナナ、みかんの3つの選択肢を option
タグで定義しています。それぞれの option
タグには、value
属性で選択肢の値を指定しています。
このコードをブラウザで表示すると、以下のようなプルダウンメニューが表示されます。
[プルダウンメニューの画像]
2. プルダウンメニューに初期値を設定する
プルダウンメニューを作成する際に、あらかじめ選択されている状態、つまり初期値を設定したい場合があります。初期値を設定するには、該当する option
タグに selected
属性を追加します。
コード例
<select>
<option value="apple">りんご</option>
<option value="banana" selected>バナナ</option>
<option value="orange">みかん</option>
</select>
上記のコードでは、「バナナ」の option
タグに selected
属性を追加したので、「バナナ」が初期値として選択された状態でプルダウンメニューが表示されます。
3. まとめ|プルダウンメニューを使いこなそう!
この記事では、HTMLでプルダウンメニューを作成する方法を解説いたしました。select
タグと option
タグ、value
属性、selected
属性について、具体的なコード例を交えながら詳しく説明しました。
これらの知識を活用すれば、様々なWebサイトでユーザーにとって使いやすいプルダウンメニューを作成することができます。ぜひ、この記事を参考にプルダウンメニューを使いこなしてみてください。
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