【Web担当者必見】ウェブサイトに最適な画像形式とは?徹底解説!
ウェブサイトに魅力的な画像を掲載することは、ユーザーの目を引きつけ、アクセス数を増やす上で非常に重要です。しかし、画像にはJPEG、PNG、GIFなど様々な形式があり、それぞれに特徴があります。最適な画像形式を選ばなければ、ウェブサイトの表示速度が遅くなったり、画質が低下したりする可能性も。
そこで今回は、Web担当者の方に向けて、各画像形式の特徴をわかりやすく解説し、ウェブサイトに最適な画像選びをサポートいたします。
1. 画像形式を選ぶ上での重要なポイント
ウェブサイトに画像を掲載する際、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
- 画質: 画像の美しさは、ユーザーの印象を大きく左右します。
- ファイルサイズ: ファイルサイズが大きすぎると、ウェブサイトの表示速度が遅くなる原因になります。
- 圧縮の有無: 画像形式によって、圧縮の有無や圧縮率が異なります。
これらのポイントを踏まえ、それぞれの画像形式について詳しく見ていきましょう。
2. 主要な画像形式と特徴
ウェブサイトで一般的に使用される主要な画像形式には、以下のものがあります。
2-1. JPEG:写真に最適な形式
JPEGは、「Joint Photographic Experts Group」の略称で、写真のような連続階調画像の圧縮に適した形式です。
メリット
- 写真の高画質を維持したまま、ファイルサイズを小さくできる
- 多くのブラウザに対応している
デメリット
- 圧縮率が高いほど画質が劣化するため、繰り返し保存するとノイズが目立ちやすくなる
- 透明部分を表現できない
活用例
- 商品写真
- 風景写真
- 人物写真
2-2. PNG:ロゴやイラストに最適な形式
PNGは、「Portable Network Graphics」の略称で、JPEGと比べて圧縮率は低いものの、高画質な画像を表現できる形式です。
メリット
- 透明部分を表現できる
- 圧縮による画質の劣化が少ない
デメリット
- ファイルサイズが大きくなりがち
- 写真など、色の変化が複雑な画像には向かない
活用例
- ロゴ
- イラスト
- スクリーンショット
- 透明部分を表現したい画像
2-3. GIF:アニメーションに最適な形式
GIFは、「Graphics Interchange Format」の略称で、最大256色までしか表現できないものの、アニメーション画像を作成できる形式です。
メリット
- シンプルなアニメーションを作成できる
- ファイルサイズが比較的小さい
デメリット
- 表現できる色数が少ないため、写真などには不向き
活用例
- バナー広告
- ロード画面
- シンプルなアニメーション
3. その他の画像形式
近年注目されている画像形式として、以下の2つがあります。
3-1. SVG:ベクター形式でスケーラビリティに優れている
SVGは、「Scalable Vector Graphics」の略称で、ベクター形式で画像を表現する形式です。拡大縮小しても画質が劣化しないという特徴があります。
メリット
- スケーラビリティに優れているため、拡大縮小しても画質が劣化しない
- ファイルサイズが小さい
デメリット
- 写真など、色の変化が複雑な画像には向かない
- 対応していないブラウザもある
活用例
- ロゴ
- アイコン
- グラフ
3-2. WebP:次世代の画像フォーマット
WebPは、Googleが開発した比較的新しい画像形式です。JPEGよりも高画質かつ軽量という特徴があります。
メリット
- JPEGよりも高画質で、ファイルサイズを小さくできる
- 透明部分を表現できる
- アニメーションにも対応している
デメリット
- 対応していないブラウザもある
活用例
- ウェブサイトの画像全般
4. まとめ:目的に最適な画像形式を選ぼう!
今回は、ウェブサイトで使用する画像形式について解説しました。それぞれの画像形式にはメリット・デメリットがあるため、目的に最適な形式を選ぶことが重要です。
本記事を参考に、ウェブサイトにふさわしい画像を選定し、ユーザーにとって魅力的なサイト作りを目指しましょう。